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ぽっかりぽっかり浮かぶ綿雲と青い空、見渡す限りの草原、どこまでも続く1本の土道・・・・。カナストラ山脈の大自然のまっただなかにいると、仕事のストレスも生活の煩雑事も、すべてリセットされてしまう。

カナストラ山脈国立公園は、1972年に国立公園に指定された。ミナス・ジェラェス州の西南部に位置し、3つの郡に渡って広がるこの国立公園は、琵琶湖の面積より少し大きい71000haの面積を誇る。

標高900m~1496mのこの高原は、海岸山脈とセラードの境にあたり、植生はゴイアニア州のシャッパーダ・ドス・ヴェアデイロスとほぼ同じセラードの植物や高原植物がみられ、非常に興味深い。雨季前の10月が、花が一番見られる季節である。生息する動物も多く、ロボ・ガラ、カンペイロ鹿、オオアリクイなどを見ることができる。

南米で4番目に長い河、サンフランシスコ河の源流がこの高原にあり、大地から湧き出るサンフランシスコ川の最初の小さな清流を見ることができる。14km先では、この小さな清流が幅8mほどの川となり公園最大落差の滝、カスカ・ダンテ滝186mから流れ落ちる。そんな大自然の仕組みを眼の当りにすると思わず感嘆してしまう。

高原性の気候は酪農にも適しており、良質の牛乳が生産され、この地方で作られるチーズはカナストラ・チーズと呼ばれおいしいことで有名である。

カスカ・ダンテの滝 Cachoeira Casca D’anta
casca 落差186mの公園内最大の滝。上の部分と下の部分があり、滝つぼでは水浴びなどもできる。上からと下から見ることができ、テーブル・マウンテンから流れ落ちる下からの眺めは素晴らしい。サンフランシスコ河で最大の滝である。滝の下部は、道も上に比べると良く、比較的簡単に行くことができる。
展望台 Mirante
mirante カスカ・ダンテ滝のすぐ上あたりに位置するこの展望台(場所)からは、サン・ロッキ・デ・ミナス一帯を一望できる。この場所に行く道は、ほとんど整備されていない坂道なので、トレッキング・シューズなどを着用した方が良い。足腰が弱い老人や小さな子供は避けたほうが良いかもしれない。
公園の動植物 Plantas e Animais do Parque
animais 公園内には意外に動物が多く、車で走行中にカンペイロ鹿の群れや、エマ、カラカラ(ワシの一種)、フクロウなどが見られる。花の多い時期には一風変わった花、ソンブレイロやパリパラン・ド・リマなどの高原植物を見ることができる。
カナストラ・チーズ Queijos da Canastra
queijo 手作りのミナス・チーズ(できたてのチーズ)の一種。絞りたての生の牛乳を使い、ある程度固まった段階で、岩塩を上に乗せて塩味をつける。この地方のチーズはカナストラ・チーズと呼ばれ、国内でもおいしいことで有名である。

チーズ作り40年の職人においししさの秘密を聞くと「標高が高く、乾燥したこの土地の気候がチーズ作りに適しているのだろうね。それと良質の牛乳がたくさん確保できるおかげだろうね」と言う。

レストラン・バー ・ビバ Restaurante e Bar Viva
viva サンパウロ出身のオーナーが経営するレストラン。主な料理はミナス料理で、フランゴ・カイピーラ(地鶏料理)、フェジョア-ダ、豚肉料理などが食べられる。隣はお土産屋兼国立公園へのツアーを行っているエージェンシーで、今後2階にはポウザーダを造る予定とのこと。
ポザーダ・バルセロス Pousada Barcelos
barcelos サン・ロッキ・デ・ミナスの町で老舗のポウザーダ。プールのある中庭には樹木が生い茂り、趣がある。部屋はさほど大きくないが清潔。こじんまりとしてしっくりおちつつくポウザーダである。
Av. Vicente Picardi, 189 – São Roque de Minas – Brazil

www.serradacanastra.tur.br/pousadabarcelos.html

 

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